2 0 1 8 年 < 1 > |
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≪何用かあって、この世へ≫ 子どもは両親を選ぶことができないというが本当か。私の子供は、はじめて抱き上げた時こそ少し怪訝なようすだったが、その後は親しげだった。母親のお腹のなかで私たち二人の声は聞き知っていただろうし、だから母親のほかにもう一人いて、猫がいることも知っていただろう。まいにち食事しながら、どんな調子で会話していたかも分っていたはずだし、産科へ行くたびに毎度車に乗って行くことも分っていただろう。家の様子はだいたい知ったうえで生まれてきたはずだ。 |
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<セイリン、ブランド、プラスチックの柄> セイリンというのはディスポーザブル(使い捨て)の治療鍼のメーカーで、日本では最大手。世界でも有数の大手で、静岡市に本社がある。もとは注射針をつくっていた。今となってはブランドであり、当然モノもいいけれど、使う人の手に合うかどうかは別問題で、残念ながら私には・・・ まあ、いろいろと聞いて頂いて、営業氏の機嫌が悪くならないうちに、お開きにしました。しかし、さすがに最大手だけあって、スポーツ会場や医師の学会に出かけたり、工場見学、イベントを催したりと、鍼灸の裾野をひろげる努力をしているという話。こういうところは大手ならでは。立派だと思いました。 |
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<インフルその後> インフル騒動のその後です。子供はあっさりと治って、疾くの昔に元気そのもの。 あまり石油系の薬に頼るのは好きではないけれど、隣の呼吸器科へ行くと、薬をびっくりするほど沢山くれる。処方も正確なようでよく効いて、よく効けばこちらも興味がわいて、何が効いて何が効かなかったか自然に分って、次回行ったとき、あれが効いた、これも良かったと言うと、医師も喜んで、それならとまた出してくれる。 麻黄湯はたしかによく効きそう。とくに寒気がして、熱が出てこない場合にはすこぶる頼りになりそう。私はこれまで、何かというと葛根湯ばかり飲んできたけれど、麻黄湯はそれよりもっと強力という印象。 家人は性格頑固で、薬も自然薬でなければダメ派。麻黄湯も飲んでいたが、家人には強すぎて、エンジンの空ぶかしみたいな状態だったとのこと。 今回は、ともかく頭痛がひどかった。眠っていても、頭頂部にズキンときて目が醒める。あんまり痛くて、ギャッと声が出た。こんなことは初めてで、頭痛の原因が頸・肩周囲のコリ、あるいは頭部血管のうっ血だとは教科書の説明だが、あれほど痛むものだろうか? 古人は邪気が経脈に宿る、と言ったが、こちらの方が正確な説明ではないか。 |
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<インフルあれこれ・・・大人篇> 先日、子供がインフルエンザにかかって、小児科医が苦りきっている話を書いたら、義弟から、インフルなら麻黄湯がよく効きますぞ、タミフル以上です、と知らせがあった。知らなかった。昔から「麻黄湯医」なんて言葉があるくらい、皆で馬鹿にした湯薬だから気にもとめていなかったが、今度飲んでみようと思う。 |
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<インフルあれこれ・・・子供篇> この1月、子供がインフルエンザにかかった挙句、私は当今の世間がインフルエンザというものに、どんな理解をしているかをまざまざと知った。 |
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