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            1 ≪扁桃炎の高熱に対する鍼灸治療≫ | 
          
          
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            | 【患者】31才・男性 | 
          
          
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            | 【主訴】一週間前から、扁桃が腫れて痛み、夜間も断続的に発熱して眠れない。医師の処方した薬も呑んでいるが、効果がない。 | 
          
          
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            第一診  (脈)数  
              触診してみると顎の下、扁桃のあるところが石を詰めたように固くなっており、触ると痛む。視診では上下ともに扁桃が赤黒くレバーのように腫れている。 | 
          
          
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            【治 療】 
              腹証を整えた後、まず膏肓を取る。その後、商陽を寫。頚椎5番際と、肩グウに施灸7壮。この時点で、扁桃の硬さは半減していた。 | 
          
          
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            第二診 翌日来院してもらう。きのうは帰宅して後、熱は出なかった。本日もまだない。 
              頸部、肩背をていねいに鍼し、大腸経を治療して終りとした。 | 
          
          
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