第二診 前回は、一週間後と約束したが、予定変更して四日後に来院。まだ、肩の凝りはひどいが、喉の異物感はずいぶん楽になったとのこと。膝頭がいつも寒く感じると言う。
(脈)ほぼ平 足の冷え、すなわち陽気を補うために、三里・曲池に置鍼。
(標)目窓、照海、兪府、膏肓、肩井、天柱、肝兪、飛陽、崑崙
前回に比べて、背中が全体にゆるんで、ふっくらてしている。
第三診 一週間後に来院。以前として、夕方になると喉の奥に何かつまった感じがし出す。
(治療)本日は肩甲間部をよく緩めるように治療。右中を指圧すると、咳が出始めるので、右の照海に丁寧に鍼をする。
第四診 十日後に来院。この日来院するまで、加味逍遙散を服用していたが、それも手伝ってか、喉の異物感の再発はなかった、とのこと(半夏厚朴湯では、だめだったという)。
(治療)この日は、右肝兪の拘結をよくほぐすように治療。
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