【治療】 痛風も峠をこえた状態ということで、もっぱら下肢の流れをよくすることに努める。 全身の疎通をよくする目的で帯脈を、膝と踵の痛みをとる目的で中封穴を取る。 その後、膝の疎通のため、さらに合谷と魚際を、後側の流れを改善するために、上リョウ穴を取る。 この治療で、パンと腫れていた下肢は柔らかくなり、膝、踵の痛みもおおきく改善した。
後日聞いたところによると、この治療で翌日には腫れはいくぶん残ったが、痛みはほとんど引いて、ずいぶん楽になったとのことだった。